Skydio X10：v37.1.192 - 2024年11月13日

改良点

効率化されたネットワークの切り替え

Connect SLとConnect 5Gを切り替えることができるインターフェースがゲート画面とフライト画面で統一され、より一貫した体験を提供します。

[note] 信号強度インジケーターを選択して、接続タイプを切り替えます。[/note]

新しいテレメトリーオプション：アクティブな無線チャネル

テレメトリバーにアクティブな無線チャンネルをリアルタイムで表示するオプションとして、新しいステータスが追加されました。この追加により、飛行中の無線周波数管理を改善するために、チャネル情報に即座にアクセスできるようになります。

• 「グローバル設定」>「ディスプレイ」>「テレメトリ」に移動します。

修正

X10アップデートの失敗

内部CPUのバージョン番号の不一致を引き起こし、更新の失敗率を高める可能性のあるドライバエラーを発見しました。この問題は解決されました。

• 改善点には、更新プロセスの合理化、エラーの可視性の向上、迅速な根本原因分析を可能にするためのレポート機能の改良が含まれます。
• このアップデートにより、以前のリリースで発生していたソフトウェアアップデートの失敗が大幅に減少します。

クラウドにテレメトリログがない

まれに、特定のテレメトリやフライトログがSkydio Cloudに記録またはアップロードされないケースがありました。この問題は解決され、すべての関連ログが確実に保存され、各フライトに適切に関連付けられるようになりました。

短距離接続の安定性に関する処理の改善

適応型ノイズ耐性（ANI）機構の更新により、短距離無線接続の切断を最小限に抑え、離陸直後の干渉を軽減するための、より迅速な応答が可能になりました。以前のANI調整の遅れにより、最大30秒間の干渉にさらされる可能性がありました。今回のリリースでは、ANI設定が離陸時により迅速に反応するようになり、操縦者から急速に離れていく飛行でも接続の安定性が向上しました。

自動DFSの永続性

再起動後に自動 DFS (動的周波数選択) 設定が保持されない問題が解決されました。

• 以前は、自動DFSが選択されていた場合、ドローンは再起動時にチャンネル36をデフォルトとして選択していました。これにより、最適ではないチャンネル選択が行われ、短距離での接続切断のリスクが高まっていました。
• DFS 設定は再起動後も確実に保持されるようになりました

ファイルシステムの破損の問題を解決しました

ストレージ内のファイルシステムの破損が原因で、センサーの互換性の問題、3Dスキャンモードへの切り替えの失敗、クラウド設定の問題など、さまざまなエラーが発生する可能性がある問題を解決しました。このアップデートにより、ストレージの整合性が向上し、中断を防ぎ、よりスムーズな操作が保証されます。

障害物管理のためのESCの調整を強化しました

モーターの電子速度制御（ESC） の調整の更新により、葉のような小さな障害物に接触した際のドローンの安定性と信頼性が向上します。この機能強化により、飛行中にプロペラがスムーズに動作し続けるようになります。

その他の修正点

• ReadyLinkの改善により、動画ストリームの安定性が向上し、内部アップデートによりストリーム全体の信頼性が向上します。
• GPSが利用できない環境でも、X10の時刻と日付の精度が向上し、タイムスタンプが古くなるのを防ぎます。
• 3Dスキャンの自動ホワイトバランスの更新により、より一貫した色の描写が可能になりました。
• スピーカーとマイクのアタッチメントで使用するオーディオファイルの名前を付ける際に、スペースやこれまでサポートされていなかった文字を使用できるようになりました。
• さまざまなUIの改善