Skydio 2/2+から動画を転送するには、次の3つの方法があります。

  • クリップの作成 :フライト完了後、Skydioアプリ内でクリップを即座に作成して共有できます。
  • USB-Cケーブルによる転送 : 録画したすべての動画と音声をコンピューターに転送して、お気に入りの編集ソフトウェアで使用できます。
  • microSDカードによる転送 : microSDカードを使用し、外部のサードパーティ製microSDカードリーダーを使用してメディアをコンピューターに転送します。

それぞれの方法を簡単に見てみましょう。

Skydioアプリを使用したクリップ作成

Skydioアプリを使用すると、フライトのクリップをワイヤレスで編集・作成し、携帯電話ですぐに共有できます。フライト後、「メディア」>目的の動画>「クリップの作成」の順に選択します。そこから、クリップの開始点と終了点を設定して保存できます。

  • クリップを作成すると、録音された音声が新しいファイルに同期されます。音声付きの動画を保存する場合は、この方法を使用します。
  • SkydioはAVC (H.264) またはHEVC (H.265) のいずれかのファイル形式で録画することが可能です。
  • モバイル機器やパソコンによって、これらのエンコーディング規格の互換性は異なります。
  • お使いのモバイル機器と互換性のないエンコーディングで動画を保存したり、クリップを作成したりしようとすると、再生に問題が発生することがあります

 

Skydio 2/2+をUSB-Cケーブルでコンピューターに接続します

付属のUSB-CケーブルでSkydio 2/2+をコンピューターに接続すると、フライトの全録画にアクセスでき、お気に入りの動画編集アプリで編集できます。完全な画質の動画映像へのアクセス、編集やバックアップには、この方法がスピーディです。

Skydio2_USB-C.png

PC / Windowsマシンでの手順 :
  1. 電源ボタン (バッテリーの上にあります) を約2秒間押し続け、Skydio 2/2+の電源を入れます。
  2. USB-Cケーブルの一方の端をSkydio 2/2+に接続し、もう一方の端をコンピューターに接続します。
  3. ドローンは (ハードドライブと同様に) デスクトップにマウントされます。「デバイス」で探すこともできます。
  4. コピーが完了したら、標準ドライブの場合と同様に、Skydio 2/2+をコンピューターから取り出します。
macOS / Appleマシンでの手順 :
  1. 電源ボタン (バッテリーの上にあります) を約2秒間押し続け、Skydio 2/2+の電源を入れます。
  2. USB-Cケーブルの一方の端をSkydio 2/2+に接続し、もう一方の端をMacに接続します。
  3. 接続したら、写真アプリまたは イメージキャプチャ アプリを使用して、映像を目的の場所に転送できます (どちらのアプリもMacに既にインストールされているか、macOS App Storeから入手できます)。
  4. コピーが完了したら、標準ドライブの場合と同様に、Skydio 2/2+をコンピューターから取り出します。

[info]Appleは、USBケーブル経由でデバイスからファイルを転送する場合、最大4.29GBのファイルサイズに対応します。サイズの大きな動画を転送する場合は、SDカードリーダーまたはAndroidファイル転送などのサードパーティのファイル転送アプリを使用することをお勧めします。[/info]

Skydio 2/2+のファイル構造

動画ファイルと音声ファイル

フライト動画と関連する音声は、「DCIM>100SKYDIO」内にあります。ファイル形式はSXXXX###.MP4 (or SXXXX###.M4Aです (後者は動画ファイルとは別に携帯電話で録音された音声ファイル)。###はフライト番号です (この数は時間の経過とともに増加し続けます)。

写真

JPG + DNGモードで写真をキャプチャすると、JPGファイルのみがSkydio 2アプリに表示されます。ここで説明する方法のいずれかを使用して、コンピューターまたはmicroSDカードからDNG画像ファイルを直接ダウンロードできます。

 

SDカードリーダーを使用してmicroSDカード経由で転送

Skydio 2/2+からmicroSDカードを取り外し、カードリーダーを使用して、すべてのメディアをコンピューターに転送することもできます。一部のコンピューターにはカードリーダーが組み込まれていますが、外部カードリーダーの使用が必要となる場合もあります。これに似たモデルで転送に成功しましたが、microSDカードを読み取り可能な標準のカードリーダーならどれでも機能するはずです。microSDカードをリーダーに接続してから、カードリーダーをコンピューターに接続すれば手順は完了です。カードを接続すると、PCまたはMacの外部ストレージデバイスと同じようにマウントされ、そこからコンテンツをコピーして転送できます。

SD_remove.png

メディア管理

[note] Skydio 2/2+にはUHSスピードクラス3 (U3 / V30以上) のmicroSDカードが必要です。[/note]

残りの録画可能スペースの確認

  • フライト画面で、画面の右上にある「カメラ設定」アイコンをタップします。現在の動画設定とmicroSDカードの空き容量に基づき、録画可能時間が表示されます。

cam_settings.png

Skydio 2/2+の内部ストレージからフライトを完全に削除

  • ドローンがUSB-CまたはmicroSD経由でコンピューターに接続されている場合、接続されたハードドライブやカメラと同様に、接続された内部ストレージからゴミ箱に動画ファイルを移動できます。
  • モバイルデバイスのWiFi経由でSkydio 2/2+に接続しているときに、Skydioアプリ内の「メディア」タブに移動します。「選択」をタップし、削除するフライトを選択します。ゴミ箱アイコンをタップして選択したフライトを削除します。

動画コーデックに関する重要な注意事項 :

  • Skydio 2/2+は、AVC-H.264とHEVC-H.265の2つの異なる動画コーデックで動画を録画できます。
  • デフォルトの動画撮影コーデックは、AVC/H.264 (4K解像度および30fps) となります。H.265は品質を犠牲にすることなく、高圧縮率を提供する最新の「高効率」コーデックであり、一部のデバイスでは機能しない場合があります。お使いのモバイル機器と互換性のないエンコーディングで動画を保存したり、クリップを作成したりしようとすると、問題が発生することがあります。

 

Skydio Inc. A0376

この記事は役に立ちましたか?