2024年5月29日に降雨時の飛行のガイダンスを変更するソフトウェアアップデートをリリースしました。飛行させる前にシステムを最新バージョンに更新してください。まだ更新プログラムを受け取っていない場合は、現行のソフトウェアバージョンのガイダンスに従ってください。

Skydio X10はIP55規格に準拠しており、低~中程度の降雨の中を飛行することができます。

[caution] 着氷および/または落雷が発生している状態での飛行はサポートされておらず、ドローンを紛失する可能性があります。寒冷な気象条件での飛行については、「寒い季節にSkydio X2を飛ばす方法」をご覧ください。[/caution]

フライト前

[accordion heading= "ソフトウェアバージョン34.1以降" toggled]

クイックリファレンス

日中の降雨時の飛行
  • 飛行環境として「標準」を選択します
  • クイックアクションまたは設定メニューから障害物回避を無効にします
  • 強力なGPS信号がある場合にのみ飛行してください
夜間の降雨時の飛行
  • 飛行環境として「低光量」を選択します
  • 障害物回避を無効にし、NightSenseを無効にします(NightSenseアタッチメントが取り付けられている場合)
  • 強力なGPS信号がある場合にのみ飛行してください

ステップ1 - ドローンのすべてのゴムパッキンがしっかりと密閉されていることを確認します。

 

ステップ2 - 飛行環境を選択します

  • 「グローバル設定」>「センシング」>「飛行環境」に移動します
  • 標準 - 日中の降雨時の飛行
  • 低光量 - 夜間の降雨時の飛行

 

ステップ3 - ドローンをキャリブレーションします(低光量モードの場合)

  • 「グローバル設定」メニューを終了し、「今すぐ飛行」を選択します。
  • カメラを奥に向けながらドローンを下から持ち、左右に振ってキャリブレーションします。
  • キャリブレーションが完了すると、画面にメッセージが表示されます。

CS_App3_media_UI_night_flying_gps_only2.png

CS_App3_media_UI_night_flying_gps_only4.png

 

ステップ5 - 障害物回避を無効にします

  • 「グローバル設定」>「センシング」に移動し、「障害物回避」をオフに切り替えます
  • フライト画面のクイックアクションメニューから障害物回避を無効にすることもできます

 

ステップ4 - Skydio X10を発進させます

  • ドローンは自動的に360°回転し、慣性計測装置(IMU)をキャリブレーションします。

[warning] 降雨時に飛行する場合は、GPS信号が強くなっていることを確認してください。GPSとVIOの両方が劣化すると、X10は姿勢モードになります。[/warning]

 

ステップ5 - コントローラーのタッチスクリーンをロックします(オプション)

  • 降雨によるタッチスクリーンへの干渉を防ぐために、すべてのタッチスクリーン入力をロックする機能があります。
  • 戻るボタンを押しながら、方向パッドの下を押すと、画面がロックまたはロック解除されます。

[note] タッチスクリーン入力がロックされている間は、画面上で選択を行うことはできません。コントローラーのボタンは引き続き機能するので、特定のアクションを実行するようにカスタマイズできます([コントロール] > [入力マッピング])[/note]。

[/accordion]

[accordion heading="ソフトウェアバージョン 31.9以前"]

ステップ1 - ドローンのすべてのゴムパッキンがしっかりと密閉されていることを確認します。

 

ステップ2 - GPSのみでの飛行を有効にします

  • グローバル設定アイコンを選択し、「センシング」を選択して、「GPSのみ」をオンに切り替えます。

[note] 飛行中に雨が降り始めた場合は、GPSのみでの飛行を有効にすることができます。[/note]

 

ステップ3 - ドローンをキャリブレーションします

  • 「グローバル設定」メニューを終了し、「今すぐ飛行」を選択します。
  • カメラを奥に向けながらドローンを下から持ち、左右に振ってキャリブレーションします。
  • キャリブレーションが完了すると、画面にメッセージが表示されます。

CS_App3_media_UI_night_flying_gps_only2.png

CS_App3_media_UI_night_flying_gps_only4.png

ステップ4 - Skydio X10を発進させます

  • ドローンは自動的に360°回転し、慣性計測装置(IMU)をキャリブレーションします。障害物回避は無効になります。

 

ステップ5 - コントローラーのタッチスクリーンをロックします(オプション)

  • 降雨によるタッチスクリーンへの干渉を防ぐために、すべてのタッチスクリーン入力をロックする機能があります。
  • コントローラーの戻るボタンを押し続けると、アクションホイールメニューが表示されます。ロックまたはロック解除するには、メニュー/戻るボタンと方向パッドを5秒間長押しします。

[note] タッチスクリーン入力がロックされている間は、画面上で選択を行うことはできません。コントローラーのボタンは引き続き機能するので、特定のアクションを実行するようにカスタマイズできます([コントロール] > [入力マッピング])。[/note]

[/accordion]

 

飛行中の安全に関する考慮事項

障害物回避 降雨時に飛行する場合は、障害物回避を無効にする必要があります。この場合は、障害物や人にぶつからないように細心の注意を払ってドローンを操縦してください。
GPS信号 低光量/GPSのみモードで操作するときは、強力なGPS信号を維持することが最も重要です。Skydio X10は、GPSを喪失すると姿勢モードに入ります。
視認性 赤外線や可視光線のストロボを有効にすることで、視認性を向上させることができます。Skydio X10の可視光ストロボライトは、FAAが定める3法定マイル離れた場所から視認できるという条件を満たしています。
ワイヤレス範囲 空気中の湿気により、ワイヤレス範囲が大幅に狭まる可能性があります。
帰還動作 「グローバル設定」メニューの帰還時の高度設定を確認します。低光量/GPSフライトモードでは、Skydio X10は障害物を回避しないため、ドローンの帰還時の高度を、障害物となり得るものの上に来るように設定することを推奨します。
着陸中 着陸するときは、コントローラーのジョイスティックで4.6メートル(15フィート)まで降下し、着陸の準備ができたら、画面またはコントローラーの着陸ボタンを長押ししてください。
コントローラーの画面ロック

降雨によるタッチスクリーンへの干渉を防ぐために、すべてのタッチスクリーン入力をロックする機能があります。

  • バージョン34.1:コントローラーの戻るボタンを押し続けると、アクションホイールメニューが表示されます。戻るボタンを押しながら、方向パッドの下を押すと、画面がロックまたはロック解除されます。
  • バージョン31.9以前:メニュー/戻るボタンと方向パッドを5秒間長押しすると、画面がロックまたはロック解除されます。

[note] タッチスクリーン入力がロックされている間は、画面上で選択を行うことはできません。コントローラーのボタンは引き続き機能するので、特定のアクションを実行するようにカスタマイズできます([コントロール] > [入力マッピング])。[/note]

 

飛行後

降雨時の飛行後は、ドローンを収納する前に、飛行後に行う手順をすべて実行し、適切にメンテナンスして、水が原因の劣化が起こらないようにしてください。

[caution] 濡れた状態でSkydioを収納しないでください。[/caution]

ステップ1 - Skydio X10の電源を切ります

ステップ2 - 水を排出し、センサーパッケージロックを取り付け、センサーパッケージを所定の位置に保持します。ドローンを回すなどして向きを変え、あらゆるすき間から水を排出してください。

[note] SkydioはIP55規格に準拠しており、低~中程度の降雨の中を飛行することができます。水がドローンのさまざまな部分に入り込むので、飛行後は必ず排水してください。構造上、脆弱な部分は保護されるように設計されています。[/note]

ステップ3 - バッテリーを取り外します

ステップ4 - カメラのレンズを拭き取ります。マイクロファイバー製のクリーニングクロスを使用してレンズを拭き、乾いた後に水の跡が残らないようにしてください。

ステップ5 - 少なくとも12時間自然乾燥させます。ドローンのアームを拡げ、換気のよい温度管理された環境に静置して自然乾燥させてください(逆さにしないこと)。ドローンが乾燥するまで、USB-C充電ポートを含むすべてのパッキンを外さないでください。ドローンが濡れている状態で、センサーパッケージやアタッチメントを取り外さないでください。

 

Skydio, Inc. A0470

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