Skydio X10D ControllerとAndroid Team Awareness Kit(ATAK)の統合により、Skydioフリートをシームレスに監視できます。ATAKは、ドローンとコントローラーに関する地理空間情報を提供し、現場での状況認識を向上させます。Skydio ATAKオフライン統合でテスト済みの無線機は次のとおりです。

    • Silvus
    • TrellisWare
    • Persistent Systems

[note]Skydio X10D SL-5 GHzではATAK統合がサポートされていません。動画をストリーミングするには、ネットワーク上で実行されているRTSPサーバーが必要となります。これがない場合、受信するのはCOTデータのみとなります。動画ストリームを追加または検索する方法などの詳細については、ATAKユーザーガイドを参照してください。[/note]

はじめに

カラーカメラフィードとサーマルカメラフィードを切り替える場合、ストリームの視聴者がストリーミングを再開する必要が生じます
ATAKサーバーにストリーミングする場合のサラウンドビューはサポートされていません
操縦者は30FPSと60FPSのストリームを切り替えることができますが、視聴者向けのストリームは一時停止します
ネットワーク経由で動画をストリーミングするには、RTSPサーバーを実行する必要があります。これがない場合、受信するのはCOTデータのみとなります。

 

Skydio X10D ControllerにATAKをセットアップする方法

ステップ1 - 必要なSSL信頼証明書ファイルをUSB-C外部ストレージデバイスに保存します
ステップ2 - Skydio X10D Controllerをオンにします  
ステップ3 - 外部ストレージデバイスをコントローラーのUSB-Cポートに接続します controller USB-C port.png

ステップ4 -「グローバル設定」メニューを選択します

ステップ5 -「接続」「ATAK」を選択します

CS_App3_media_UI_gate_screen_anno.png

stream ATAK RTSP.jpg

 

 

ステップ6 -「ATAKアプリの開始」を選択します

CS_X2D_Atak_start_UI.jpg
ステップ7 -「ATAK」「ネットワーク接続」を選択します

stream ATAK RTSP.jpg
ステップ8 -「サーバーを追加」を選択します X10_media_atak_setup_5_crpd_antd.png

ステップ9 - 必須フィールドに入力し、「サーバーを追加」を選択します

  • サーバー名(1ワード/スペースなし)
  • IPアドレス
  • ポート
X10_media_atak_setup_6_crpd.png

[note text="サーバー名、IP アドレス、ポートがわからない場合は、TAK管理者に連絡してください。"]

ステップ 10 -「詳細オプション」を選択します

ステップ11 -「SSL」「トラストストアを設定」の順に選択してから、もう一度「トラストストアを設定」を選択します

    • 外付けドライブに保存されている信頼証明書に移動し、選択します
    • 信頼証明書はコントローラーに保存されます
    • 該当する場合は、信頼証明書のパスワードを入力し、「完了」を選択します
    • 戻る矢印を選択します
Screenshot_20240517_125819_Skydio Enterprise.jpg

ステップ12 -「クライアント証明書を設定」を選択してから、もう一度「クライアント証明書を設定」を選択します

    • コントローラーに保存されている信頼証明書に移動し、選択します
    • 該当する場合は、信頼証明書のパスワードを入力し、「完了」を選択します
    • 戻る矢印を2回選択します
Screenshot_20240517_130213_Skydio Enterprise.jpg

ステップ13 - 一番下までスクロールし、「サーバーを追加」を選択します

ステップ14 - 外部ストレージデバイスを取り外します

ステップ15 -「テレメトリの公開」を選択し、オンに切り替えます

ステップ16(オプション)- 機体のコールサインと操縦者のコールサインを入力します

  • 機体のコールサインは、デフォルトではドローンのシリアル番号が表示されます。操縦者のコールサインは、デフォルトではEnterprise Controllerの一意のIDが表示されます。特殊文字とスペースを含むコールサインはサポートされていません。

X10_media_atak_setup_8_crpd.png

リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)は、2つのデバイス間のメディアストリーミングを調整するネットワークプロトコルです。

  • ネットワーク経由で動画をストリーミングするには、RTSPサーバーを実行する必要があります。これがない場合、受信するのはCOTデータのみとなります。

ステップ17 -「RTSP」を選択します

ステップ18 -「ストリーム名」「IPアドレス」「ポート」を入力します

  • ストリーム名は各ユーザーに固有であり、複製することはできません。特殊文字とスペースを含むストリーム名はサポートされていません。ストリームを作成するときに、ドローンの名前など、英数字の名前を選択します。ストリーム名はいつでも編集できます。
  •  

X10_media_atak_setup_9_crpd.png

ステップ19 -「ストリームを開始」を選択します

    • カラーカメラとサーマルカメラの映像を切り替えるときにストリームが再開されます
    • サラウンドビューはサポートされていません
    • 30FPSと60FPSのストリームを切り替えると、視聴者のストリームが一時停止します

ステップ20 - USB-Cイーサネットケーブルを使用してネットワークに接続します(WiFi接続はサポートされていません)

[note text="現在接続しているサーバーを表示するには、「システムステータス」メニューを選択します。"]

[accordion heading="ストリームが機能しない場合はどうすればよいですか?"]

ストリームが機能していない場合は、RTSPメニューに戻り、「ストリーム有効」をオフにしてから再度オンに切り替えて、ストリーミングを再試行します。

[/accordion]

[accordion heading="テレメトリ情報が表示されない場合はどうすればよいですか?"]

接続されているTAKサーバーにテレメトリ情報が公開されない場合は、まず [グローバル設定] > [接続] > [ATAK] > [テレメトリの公開] に移動して、[テレメトリの公開] が有効になっていることを確認してください。有効にするには、[テレメトリの公開] の横にあるトグルを選択してます。

有効にしてもテレメトリ情報が表示されない場合は、「テレメトリの公開」をオフにしてから再度オンに切り替えてみてください。配信をチェックして、問題が解決したかどうかを確認します。

[/accordion]

[note]サポートが必要な場合は、FedSupport@skydio.usまでご連絡ください。[/note]

もっと見る

さらに詳しい情報は、関連記事をご覧ください

Skydio X10Dの始め方

Skydio X10Dのマニュアル、ガイド、リソース

Skydio, Inc. A0503

この記事は役に立ちましたか?