Skydio X10で最高品質の画像を撮影するには、利用可能なカメラモードと解像度を理解することが重要です。ご使用の環境に応じてどの解像度またはカメラモードを使用すればよいかわからない場合は、フローチャートの例を参照してください。


スキャンに特有のカメラ設定の例については、「3Dスキャン用のSkydio X10センサーパッケージの比較」を参照してください。
被写界深度の詳細については、「Skydio X10のカメラフォーカスの理解」を参照してください。
解像度
解像度はメガピクセル単位で表されます。[フル解像度] と [¼解像度] のどちらかを選択できます。
フル解像度
[フル] を選択すると、使用しているカメラの最高解像度で画像が撮影されます。ファイルサイズは10〜20MBです。
フル解像度が適しているケース
- 現在の現場や検査対象の資産が明るい環境 (標準的な日中の条件下) にある場合
- ファイルサイズを小さくする必要がない場合
[note] フル解像度を選択すると、使用できるカメラモードは「標準」だけです。[/note]
¼解像度
¼解像度を選択すると、画像はフル解像度の4分の1の解像度でキャプチャされ、ファイルサイズは小さくなります。これにより、他のカメラモードも有効になります。
¼解像度を選択すると、[標準]、[低光量]、[HDR] の3つの異なるカメラモードオプションが表示されます。
標準 一般的な日常の照明条件に合わせて設計されています。バランスのとれた標準レベルの露出、画像処理、コントラストを実現します。 |
HDR 幅広い明るさレベルの環境を撮影するために設計されています。明るい場所での使用はお勧めしません。 |
低光量 屋内や夜間など、照明が暗い環境向けに設計されています。より多くの光を取り込み、ノイズを減らし、視認性を向上させるように設定が調整されます。 |
ほとんどの日常的な用途では、最高解像度 (フル) が必要ない場合、¼解像度 (標準) の使用を検討してください。ファイルサイズが小さくなるだけでなく、被写界深度が広く、露出時間が短く、ダイナミックレンジが広くなります。
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Skydio, Inc. A0517