Skydio 2/2+にはGPSが組み込まれており、ビーコンの追跡やSkydioアプリ内の地図上のポイントに移動ができる機能により、自律飛行体験が向上します。以下では、Skydio 2/2+ドローンのGPS機能に関する詳細を紹介しています。

GPSロック取得

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発進後、横方向 (前後左右いずれか) に数メートル飛行し、GPSロックを取得します。これは、水上でドローンを飛行させる場合、必ず行う必要がある重要なステップです。

[warning]水上を飛行する前にGPSロックを取得しないと、飛行が不安定になったり、緊急着陸したりすることがあります。水上を飛行する場合は、最低20個の衛星が必要です。[/warning]

GPSロックがあることを確認する方法 : 屋外でドローンが地上33フィート (10m) を超えて上昇できる場合には、GPSロックがあります。

CS_connection_status_icon.png

 

信号接続の強度とGPS品質を監視できます。「接続状況」アイコンを選択すると、接続されているドローンの状態、信号強度、GPS品質、捕捉衛星数が表示されます。

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接続の中断

接続された衛星なし

gps_connection_disconnected.png

GPS信号の質の低下

接続された衛星数7以下

gps_connection_bad.png

安定したGPS信号

接続された衛星数8~12

gps_connection_normal.png

良好なGPS信号 (推奨)

接続された衛星数13以上

gps_connection_good.png

最後に確認されたGPS位置

飛行中 (被写体の追尾中でも、手動飛行中でも) には、Skydio 2/2+を携帯電話またはホームポイント (地図を使用して設定) の最新のGPS位置に簡単に帰還させることができます。

この方法は、Skydio 2/2+を現在地にすばやく帰還させるだけでなく、Skydio 2/2+を見失った場合や、追尾中にドローンが見えなくなった場合にも役立ちます。

GPSのヒント

携帯電話のGPS精度はモデルによって異なる可能性があるため、Skydioは操縦者の場所からわずかにずれた場所に戻る場合があります。
携帯電話への帰還を開始して移動を続けると、Skydioは操縦者の位置に到達するまでGPS位置を更新し続けます。

Skydioが発進地点から10m (33フィート) を超えて飛行する場合、良好なGPS接続が必要となります。

  • 屋内、密集した都市部、深い渓谷などGPSが使えない環境での飛行や、電波塔や橋のような大きな金属構造物の近くでの飛行では、このような高度での飛行が望めない場合があります。
  • 33ft (10m) を超えてSkydioを飛行させるのが難しい場合は、発進後、横方向 (前後左右いずれか) に数メートル飛行し、GPSロックを取得する必要が生じる可能性があります。これは、飛行に使用する方法 (アプリ/電話のみ、ビーコンやコントローラーを使用) に関係なく共通です。

付属品のSkydio Beaconは、Skydioの動作範囲を拡張し、GPS精度を大幅に向上させ、SkydioにGPS追跡機能を追加します。これにより、Skydioは、操縦者が確認できなくなった場合でも追跡を続けられ、確認が可能になった場合は視覚的に操縦者の位置をスムーズに再取得することができます。ビーコンの詳細については、関連記事を参照してください。

GPS信号は、セルラーデータプランとは関係なく動作します。Skydioアプリでは飛行中に位置情報サービスをオンにする必要がありますが、デバイスでセルラーデータが有効になっていない場合でも、Skydioを飛ばせます。

  • 基本的に、位置情報サービス/アクセス許可がオンになっている限り、「機内モード」のモバイルデバイスでもSkydioアプリを使用してSkydioを飛行させることができます。

詳細については仕様ページ をご覧ください。

もっと見る

Skydioビーコンを使用した飛行方法

Skydio 2/2+を水域の近くで飛ばす

 Skydio, Inc. A0167

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