ケースランディングとは何ですか?
ケースランディングは、Skydio 2/2 +がほこりや泥だらけの表面や起伏の多い地形を回避してケースに直接着陸し、毎回スムーズかつ安全な着陸を実現できるようにする素晴らしい機能です。
使うべきタイミングは?
ケースランディングは、地面と同じ高さの表面 (畑、道路、トレイルなど) での使用に最適です。ケースランディングを行う際には、Skydioケースが安定して平らな状態であることを常に確認してください。
[warning] 水域の近くや、ボート、移動体や車両などの移動するプラットフォームに対してケースランディングを行わないでください。また、Skydio 2/2+は高さのあるプラットフォーム (車両やテーブルなど) を障害物として認識し、これらを回避する可能性があるため、こうしたプラットフォームへの着陸はお勧めしません。いかなる状況でもボート乗船中のケースランディングは推奨しません。[/warning]
ケースランディングの実行方法
飛行前に、Skydio 2/2+が最新の状態であることを確認してください。
着陸の準備ができたら :
- Skydioのロゴを上に向けてケースを地面に置きます。
- カメラが下向きになりロゴを見ることができるよう、ケースの上でドローンを飛ばします。
- ライブ映像フィードでは、ケースの周りに黄色いリングが表示され、Skydio 2/2+がケースを認識し、その上への着陸を開始したことが示されます。
- その後、Skydio 2/2+がケースの上に着陸します。

複数のケースでケースランディングを実行する場合は、最良の結果を得るために、ケースの間に約3フィート (1m) のスペースを確保してください。
[warning]ケースランディング中に機体を操縦または微調整すると 、ケースランディングはキャンセルされ、通常の着陸で動作が続行します。機体を微調整すると、黄色のリングが消え、ドローンを手動でケースに戻したり、ケースから離したりする必要が生じます (ドローンは自動でケースを再検出しません)。[/warning]
[note]ケースランディングの実行が必須となることはありません。乾燥した平坦な地面に直接着陸しても安全です。降雨、濃霧、降雪の中で飛行させないでください。[/note]
黄色のリングが表示されない場合はどうすればよいですか?
黄色のリングが表示されない場合、Skydio 2/2+はケースに着陸せず、垂直降下を続けます。ケースランディングは、高高度から着陸を開始する場合に最適であることに注意してください。地面に対して低すぎる地点から着陸を開始すると、ドローンがケースを認識しない場合があります。
ホームへの帰還機能の使用時にケースランディングを行えますか?
ケースからの離陸によってフライトが開始された場合 (またはSkydio 2/2+の正確な離陸地点にケースが置かれている場合)、「ホームへの帰還」機能の使用時 (または通信不能によってホームへの帰還機能が作動した場合) のGPSの位置精度は、確実にケースランディングができるほど高くありません。
ケースランディングはPro Caseでも使用できますか?
はい、ケースランディングはオリジナルのSkydio 2/2+ハードシェルケースとSkydio 2/2+ Pro Caseの両方で可能です。
Pro Caseの素材はSkydio 2/2+ハードシェルジップケースよりも剛性と密度が高いため、ドローンをSkydioロゴの中央に向けるよう特に注意し、Pro Caseを丘の中腹などの角度や傾斜面に置かないでください。
Skydio, Inc. A0438